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アセットアロケーションを日本語に略すと「資産配分」ということになるようです。つまり、アセットアロケーションを決めるとは、どんな資産をどの割合で保有するかを決めるということになります。

「アセットアロケーションが資産運用の成否を決める」「資産運用のリターンの80%がアセットアロケーションによって決まる」とも言われており、投資家のあいだでは資産運用において最も重要だということが認識されています。

資産配分が最も大事で、利益の80%を決めるというとちょっと疑問も感じるかもしれませんが、研究結果によると銘柄選択やマーケットタイミング(投資のタイミング)が利益に与える影響は軽微なのだそうです。

さて、それほど大事な要素であるアセットアロケーションですが、具体的には以下のアセットクラス(資産クラスともいいます)を自分に合った割合で組み合わせることによって作っていきます。

・ 流動性資産
・ 国内株式
・ 国内債券
・ 海外株式
・ 海外債券

流動性資産というのは、預貯金やMRFなどのことです。いつでも現金にかえられるという流動性の高いものですね。これがまずないことには資産運用はおこなえません。万が一に備えるという意味でも、預貯金はしっかりしておきましょう。

話がそれましたが、次の国内株式と国内債券については特に説明は不要でしょう。わたしたちは日本人なので日本株式と日本国債ということになります。流動性資産と合わせて、ここまでは円資産ということになります(流動性資産は外貨の場合もあります。しかし、それは流動性の確保という点からあまりオススメしません)。

さいごに、海外株式と海外債券ですが、これはたとえば海外ETFや投資信託などで運用するものです。個人が直接海外株や債券を購入するのは非常に難しいので、それらの金融商品をとおして投資することになります。

これら5つのアセットクラスを自分の好きなバランスで配分して運用をおこないます。「自分の好きなバランス・割合」というのは、好ききらいというよりは「リスク許容度」がかかわってくるのですが、それはまた今度取り上げようと思います。



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Posted by アイヴィ at 18:22 │インデックス運用